インド占星術の結婚

　親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
晩婚について調べていたのですが、非常に単純な事が書かれてありました。

　それは、
・晩婚は、木星、土星、ラーフ、ケートゥなどの動きの遅い惑星が、第 7 ハウス、第 7 支配星、金星などの結婚の兆候に影響を与えている場合、結婚は少し遅れて起こります。
・早婚は、月、金星、水星、太陽などの動きの速い惑星が結婚の兆候に影響を与えている場合、結果は少し早くなります。

　インドの占星術は主に9つの惑星を使用しますが、上記には火星が含まれず。それ以外は、遅い惑星の7室、その支配星、結婚のカラカの金星に影響が出ると遅れる要素になる。逆に足の速い惑星が、7室、その支配星、金星に絡むと急かされる傾向が出る。

　非常に単純ですが、理論としては正しい感じがします。ただ、惑星には相性があり、相性が良いと進むのが早いです。相性が悪いとその分野での進み具合が遅れる傾向が出てきます。敵同士が、仲良く物事を行う事が出来るでしょうか？どちらかというとお互いの足の引っ張り合いが起きて、場合によるイベントが破綻する傾向すら出てしまう。

　上記にある遅い動きのダシャーの時期を考えると木星期は、常識の範囲での結婚時期。土星はどうあれ、遅れるので遅延が起きやすい。ラーフは欲望多々なので意外に結婚が早まる可能性が高い。ケートゥは物質性が薄い惑星なのであまり結婚を意識しない時期になるので婚期が遅れる可能性がある。

　こんな感じでダシャーの惑星の影響があるので重要なのは、結婚適齢期のダシャーが何かだと思います。早い惑星のダシャー期なら決める事も早い可能性がありますが、少なくとも太陽と金星では敵対なので結婚には太陽期は不向きかもしれません。

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